輝郷会の視察研修
会派の輝郷会の視察研修で、千葉県松戸市の不登校対策、茨城県行方(なめがた)市の廃校利用、常陸太田市の移住・定住対策について学んできました。
松戸市は、不登校児童・生徒がフリースクール等に通う場合の月謝に対して補助をしている他、不登校を出さない、恒常化させない、生きることの意味の自覚など、そのステージごとの相談活動等が充実しており、不登校が増加傾向にある中、その対応策に学ぶ点が多々ありました。
行方市では、廃校を活用したさつまいもの生産、加工、販売の取組について学び、耕作放棄地再生、農業の6次産業化、多様な農業体験など、経営が順調に拡大し、多くの若者が関連事業に従事している姿に、農業がまだまだ多くのビジネスチャンスがあることを再認識させられました。
行方のモデルを各県で展開しで行きたいとの事で、岩手では一関市との関係を今後発展できればどの話もいただき、今後の市の振興につながるよう、関係部署に情報提供していきたいと考えています。
常陸太田市では、少子化・人口減少対策課を設置して、移住・定住を促す施策を数多く行っており、職員配置や予算の充実ぶりに市の本気度が、半端ないと感じたところであり、移住に興味がある人に選ばれてもらえるまちとしての対策に学ぶ点が多い視察でした。
視察事項の3点とも、当市にとっての重要課題であり、学んできたことを担当部署にレクチャーし、良い点を当市でも取り入れて行くよう議会でも進言していきたいと感じた研修でした。


