「林業振興講演会」を川崎市民センターで開催

1月31日、有志議員で組織する林業振興議員連盟が主催する「林業振興講演会」を川崎市民センターで開催しました。
講師には、住友林業(株)資源環境事業部の技師長 寺澤健治 氏を招き、「ウッドサイクルによる脱炭素社会の実現に向けて」と題して講演をいただきましたが、二酸化炭素削減に森林が大きな役割を果たしていることを改めて実感させられました。
樹木は、大きくなれば枝葉も茂り、二酸化炭素を多く吸収するのかと思っていましたが、植林後15年ほどで吸収のピークを迎え、その後はどんどん低下していくとの話は、新たな気づきで、森林資源の循環を図って行くことの重要性を学びました。
また、地元のグリーン総業さんの話では、森林資源を余すことなく有効に使っている会社の運営は、今の時代にマッチしており、今後、益々発展が見込める分野との印象を持ちました。
会場には、70名を超える方々に出席いただき、大いに見識を深めていただいたものと感じました。
地域の林業家が減少し、山林の荒廃が進む中、しっかり森林サイクルが回るよう議会としても取り組んでいかなければならないと感じた講演会でした。