議会会派の輝郷会の視察研修

議会会派の輝郷会で、7月19日~21日の日程で、視察研修に行ってきました。
視察先は以下の3か所で、それぞれに素晴らしい取組を行っており、今後、担当部への情報提供を行うとともに、一般質問や政策提言にも役立てていきたいと思います。
それぞれの取組に対する所感も合わせて掲載します。
①にいがたイナカレッジの取組(新潟県長岡市)
  地方での暮らしに興味を持つ方々に対して、体験等を通じて段階的に暮らし体験をしてもらい、交流人口の拡大や定住につなげるための橋渡しをする組織的な取組を視察
 -日帰り→通い→1か月滞在→1年滞在→地域おこし協力隊との段階的なプログアムを通じた地域づくり活動を支援する仕組みは、当市の短絡的な地域おこし協力隊の募集とはプロセスを異にする、長期的な視野に基づく取組に感服
②高崎シティプロモーションの取組(群馬県高崎市)
  農業分野での高崎ブランドの構築に向けた取組として、農と食にスポットを当てて、首都圏向けにテレビ番組作や、海外への農産物等の輸出を行っており、地域農業を元気にする取組を展開
 -博報堂への事業委託など、結構なお金をかけてた取組であり、ダイレクトな農産物の生産振興よりも、高崎の良いところをクローズアップするイメージ戦略をとっており、当市の地産外消の取組と比して考えさせられるものがあった。
③有機農業推進の取組(山形県高畠町)
  東北では、有機農産物生産の先進地であり、国が進めるみどりの食料システム戦略に連動した、有機農業産地づくり推進事業に取り組み、学校給食への有機農産物提供などにより、生産拡大を目指しており、今後の当市の有機農業の推進に参考となった。
 -有機農産物の販売は、専門業者の仲介やネット販売とのことであり、東北では先進地ではあるが、やはり、栽培の難しさもあり、生産が頭打ちになってきている状況下、国の方向性もあり、行政としても支援を強化しているとのこと。
  但し、値段が高く、町内では売れていないとのこと。