議員全員協議会
1月12日、議員全員協議会において、NECプラットホームズ(株)一関事業所跡地に係る利活用方針の説明が市当局から行われました。
本案件は、前市長の時に、跡地を市で取得する議案が2度議会で否決された案件と、基本的には同じ方向性のものでありますが、より具体的な利活用の方針を定めたことからの説明とのことであり、併せて、本年9月議会に取得議案を提案したいとの意向が示されました。
取得後の利活用方針は以下の3点とのこと。
①民間事業者への有期貸付を基本とし、多種多様な用途での活用が可能となる土地利用を進める。
②人口減少に対処するため、雇用を創り出す場として活用を進める。
③民間事業者の投資を呼び込むため、新たな立地誘導策を検討する。
また、事業推進にあたっては、業務の効率化や地域経済の活性化を図るため、公民連携による管理運営法人を設立するとのこと。以前に否決された主な理由としては、取得後の用途が不明瞭。取得や整備に係る事業費の財政への影響懸念。市民への説明が不十分。などがあったとのこと。
議員からは、多くの質問や意見が出されました。
今後、様々な検討や説明が行われ、最終的には議案として審議されることになりますが、多くの市民が関心を寄せる案件でもあり、当方もしっかり内容を把握し、考えを整理して対応していきたいと思います。
なお、当方は質問はしませんでしたが、以下の点は気になることから、今後、確認していきたいと思います。
・財政的な懸念
・公民連携法人の、事業を推進する資質
