令和4年の定例議会

1月12日、令和4年の定例議会が開催されました。
会期は、通年議会となるため、1月12日から12月28日までの341日間です。
第91回となる招集会議としては、報告1件、議案2件を審議し、議案2件について、賛成満場により可決しました。
質疑では、室根小学校の校舎・屋内運動場の建設工事の請負契約の変更に関して、既存校舎から移転して使おうとしていた音響や舞台設備が、経年劣化が進んでおり使えなくなったことにより、設備の新設にかかる経費等の増額にかかる契約変更が必要との説明に対し、設計段階の見込みの甘さを指摘する意見が多く出され、市として反省し、今後はしっかり対応していくとの答弁がありました。
事業費をいくらでも抑えたいとの思いだったようであり、結果として精査が足りなかった面はあるものの、致し方ないかなとも感じたところです。
また、補正予算として、コロナ対応としての住民税非課税世帯等に対する10万円の給付の新規計上と、宿泊業者に対する宿泊割引額への補助金の増額計上等がありましたが、財源として国の補助金はあるものの、市の一般財源持ち出し分もあり、コロナ対応では、国もですが、地方自治体もだいぶ体力を削られており、今後の財政運営が厳しくなるものと推測されます。
令和4年の議会、当方も議員資質を高め、審議を行っていきたいと思います。