福寿草第4集
花泉にある老松介護予防センターの「さわやか大学」において、福寿草第4集が発刊され、当方にも1部寄贈されました。
第4集では、「今一番会いたい人」と「大風呂敷を広げた、としょり(年寄り)の夢」をテーマに、指導員の方が聞き取ったものを文集に仕上げたものです。
「今一番会いたい人」は、誰でも納得した別れ方はしていないと思う心残りを話しかけられたらいいなぁとの思いで取り組んだもので、実際お話を聞くと、笑える話ではなく、重い心を持って暮らしていたことに、衝撃を受け泣けてきたとのこと。
また、「大風呂敷を広げた、としょり(年寄り)の夢」については、大学の中のサロン単位で、一人1億円を手にした場合の共同事業として何をしたいか、夢を語り合うというものであり、奇想天外な夢が大いに語られ、夢を持ち続けることで、しばらくは認知症にならないだろうと確信できたとのこと。
市としても、介護予防が大きなテーマとなっており、この様な取り組みが、地域の中でたくさん生まれていくような環境づりりの推進が必要と感じました。
「今一番会いたい人」の一部を掲載しますが、自身の生活を顧みた中でも、中々、この様なことを言う機会は無いのかなとも感じ、ほろっとさせられ、個々人の思いの重さを感じた次第でした。
