花泉地域の小学校6校が統合
4月に、花泉地域の小学校6校が統合し、新生花泉小学校が誕生することから、3月18日は永井と涌津、19日は油島と花泉、21日は老松と金沢と、各小学校の閉校記念式典が開催されております。
多くの小学校が明治期に創立され、150年ほどの歴史を重ね、各地区ごとに何度かの学校統合を経て現在の6校となり、今度は、花泉地域全体での1校統合となります。
少子化が進み、小規模校では全校児童38名の学校もあり、今後の子供たちの教育環境を考えた中で、やむを得ない統合なわけですが、いざ、学校がなくなることになると、本当に寂しく感じます。
それぞれの学校での閉校式には、地域の関係者の方々が出席し、閉校を惜しみましたが、児童らによる別れの言葉が述べられると、どの会場でも感慨深く聞き入っている様子でした。
閉校校舎の利活用については、市では企業誘致に活用したいとの意向であり、4月以降は体育館の利用はできないとのことであります。地域行事での体育館や校庭の利用など、大きな役割を果たしてきた施設でもあり、早期に企業誘致が進むものとも思われないことからも、せめて、体育館の利用はできないものか、地域としても要望しているところであり、一緒になって考えていきたいと思います。




