新廃棄物最終処分場の整備に関する住民説明会
11月25日、広域行政組合主催の新廃棄物最終処分場の整備に関する住民説明会に出席しました。
会場の千厩小梨市民センターには、多くの市民が出席し、組合事務局から最終処分場の候補地を、千厩北ノ沢地内に絞り込んだ経過が説明され、その後に質疑応答が行われました。
質問者の発言のほとんどは、北ノ沢を候補地とした経過に対し異議があり、白紙に戻して欲しいというものでした。
そのことに対して、組合では、しっかりプロセスを経ての結論であり、理解して欲しいとの内容でした。
候補地に反対の方々のスタンスは、最終処分場は危険なものとの認識からスタートしており、一方、組合側は、絶対とは言わないが安全な施設とのスタンスで、質疑答弁が平行線となる状況でした。
当方は、一関地区広域行政組合の議員であり、現在、新最終処分場の建設候補地の変更を求める請願書が提出されたことから、請願審査特別委員会が設置され、請願書を採択するかどうかの審議を行っています。
12月2日には、特別委員会が招集されており、意見交換が行われ、委員会としての請願採択の可否を決定する流れとなっております。
住民の様々な意見がある中、組合では、2元代表制による行政執行という仕組みに基づき、組合議会の結果を参考に、今後の進め方を決定していきたいとのことであり、私たちに課せられた責務の重さをひしひしと感じるところであります。
当然、当方も、自分の考えを述べ、意志を明確にして役割を果たして行きたいと思います。