骨寺荘園遺跡の世界遺産への拡張登録の取り組み状況

10月7日、議会の教育民生常任委員会が開催され、骨寺荘園遺跡の世界遺産への拡張登録の取り組み状況について、教育部より説明を受けました。
骨寺村荘園遺跡については、平泉の文化遺産と一緒に世界遺産登録を目指しましたが、願い叶わず、中尊寺・毛越寺を中核とした「平泉の仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び関連の考古学的遺産群」として登録されたことから、以来、遺産への拡張登録を目指し取り組んできておりました。
拡張登録に向けた取り組みは、関係する2市1町で、登録除外されてからの10年間を、区切りとする方向性が確認されているとのこと。
本年度は10年目にあたり、最終の判断をする事となるため、現在の進捗状況の説明を受けましたが、県の検討委員会では、柳の御所遺跡のみの拡張登録が有望視されており、骨寺村荘園遺跡については、有力候補には挙がっているものの、厳しい状況との見解が示されているとのこと。
年度末まで、何とか拡張登録リストに名を連ねるべく、関係機関への働きかけを強めて行きたいとのことでした。