市内林業関係者との懇談会

8月16日、地元森林を活かす林業振興議員連盟が主催する、市内林業関係者との懇談会が開催されました。
懇談会では、市内の林業に携わる組合や会社の方々6名から、取り組んでいる事業内容や課題、市への要望等を伺い、改めて、林業の置かれて厳しい環境と、その中でも前向きに様々の事に取り組もうとしている実情を確認することができました。
経費的な面から、伐期を迎えた樹木の多くがそのまま大きくなり、結果、60cmを超える杉丸太は、用材にも使えずほとんどチップ化するしかない現状や、多くの間伐材が山に放置されている状況など、せっかくの山の資源が循環していない現状に、深い憂慮を感じました。
当方は、「一関市の森林資源を活用する会」に入っており、間伐材のチップ化作業に従事したことがありますが、とても重労働で、まがだしない作業と痛感しましたが、バイオマス発電の原料とすると採算ベースに乗ってくるとのことであり、今後、森林の地域内循環が進むよう、連盟として市に対して提言するような取り組みをやっていく必要があるものと感じました。