3月から4月にかけての議員活動報告

少し報告頻度を上げて参りたいと思います。
先ず、直近の活動として、新人議員特別セミナー受講について報告します。
「議員の資質向上と議会運営の基本」と題して、自治体議会研究所代表の髙沖秀宣氏の講話でしたが、以下のことを再認識させられたセミナーでした。
1.議会の役割と機能
 議会の役割としては、議案の議決や執行機関の監視があるが、議案や施策を審議し、政策形成に生かす意見や提案をしていくことが大切とのこと。
 →議会は、首長の追認機関ではない。二元代表制に基づき、議会として、しっかり、戦略を持って政策提言できるよう議会改革を進めていく必要がある。
 ※議会改革度ランキングでは、一関市は、全国1404地方議会中120位でした。
  http://www.maniken.jp/gikai/2020rank_sougou.pdf
2.政策立案、施策提言の強化
 一人の議員の問題提起を、議会全体として、あるいは委員会としての政策提言にしていくような取組が大切であるとのこと。
 →議会全体として、あるいは、委員会として議員間討議を積極的に行い、政策提言につなげていく仕組みを構築していく必要がある。
  また、そのための政務活動費(月額15,000円で年間18万円が交付されている)であり、有効に使い、しっかりその成果を政策立案や提言の形で、市民に還元していく必要がある。
 一関の岩手日報ビルで開催されたセミナーには、新人議員を中心に、一関市議会から7名、奥州市議会から3名の議員が参加しましたが、奥州市では、既に政策提言を行っており、一関市の取組をしっかり行う必要があるものと強く感じたセミナーでした。