一関地区広域行政組合の議会議員研修会
12月2日、一関地区広域行政組合の議会議員研修会がありました。
組合の組織機構と事務内容を学ぶと共に、介護保険制度の仕組みや、今後整備する一般廃棄物焼却処理施設、最終処分場についての説明も受けました。
組合の事務は、大きく分けて①介護保険、②一般廃棄物処理、③火葬、④旧伝染病隔離病舎の4つがあり、④は施設を県立病院に貸し付けしていることから、①~③が主要な事務となります。
①については、令和2年9月末現在の高齢化率が36.9%となっており、高齢化人口は本年をピークに減少するものの、高齢化率は上昇し、令和22年度には42.5%に達し、介護を必要とする高齢者の増加が見込まれるとのこと。介護予防の取り組みや地域で高齢者を支えていく仕組みが不可欠と感じました。
②については、現在、両施設とも候補地が絞り込まれ、今後、整備に向けた取り組みを本格化していくとのこと。紆余曲折してここまでたどり着きましたが、着実に事業が推進されることを期待する次第です。
なお、研修会での質疑では、介護人材が不足している状況下、外国人労働者の受け入れも選択肢ではあるが、根本的な問題として、人材が集まり、持続的な就労に繋がるような給与の改善が必要との意見が寄せられました。
当方は、①の取り組みを積極的に議論していきたいと考えております